パセリを食べると体臭やワキガ対策になる

よく肉料理や揚げ物などの添え物に『パセリ』が使われていますが、皆さんちゃんと食べていますか？

香草独特の香りと味が苦手という人も多いでしょうが、パセリが添えられているのは、
見た目の色彩や高級に見えるからと言った理由だけで使われているのではありません。

肉料理や脂質の多い料理と一緒にパセリを食べることで、身体に良い効果が得られるからなのです。

パセリの成分は身体に良い？

もともと体臭が少なく気にならないほどであった日本人が、食生活の欧米化が進むにしたがって魚や野菜中心から、肉や脂質の多い食事へと変化してきました。

これに伴って体臭が昔よりも強くなってきたと言われています。

食事の変化によって強くなった体臭を改善するのであれば、食生活をもとの魚や野菜中心の日本食に戻せば、体臭は弱くなると考えられますが、一度馴染んでしまった味や食習慣はなかなか直せないのが実情でしょう。

ならば、肉食中心で酸化してしまった体内の排泄物から発生する毒素、汗のニオイの元を改善するしかありません。

その効果が『パセリ』にあるのです。

パセリの濃い緑色の成分である『クロロフィル』には、強い消臭効果があります。

生のパセリを咀嚼すると独特の青臭い苦みが口いっぱいに広がります。

この成分が口臭を防ぎ、体内のニオイのもとである消化不良や肉食で弱った消化器官から発生するニオイも消してくれます。

強い消臭効果は、加齢臭にも効果的だと言われています。

また、クロロフィル同様に多く含まれる『フラボノイド』は栄養素ですが、殺菌・抗菌・防臭の作用があります。

ワキガや汗に菌が増殖することで強いニオイに変化するのを、抑える効果があるのです。

血流の悪さを改善して血液をサラサラにするデトックス効果も得ることが出来るので、肌荒れやニキビなどの改善と美肌にも効果的です。

食べにくいパセリを上手く摂りいれて体臭予防しよう！

『クロロフィル』と『フラボノイド』の効果で、体臭予防できるのであればぜひとも食事に摂りいれたいものですね。

しかし、あの独特な味には馴染めない人も多いことでしょう。

少しぐらいの苦みや青臭さが大丈夫な人は、そのまま食事の時に食べるだけで口の中がさっぱりとして、続けることで体臭や加齢臭も気にならなくなるでしょう。

そのままでは食べられない人は、細かくみじん切りにしてソースやサラダのドレッシング、スープの彩り、ハンバーグやお肉の上にかけてなど、散らすだけで見た目も美しく味はそれ程感じずに摂ることが出来ます。

また、電子レンジを使って乾燥させることで保存ができますから、この乾燥パセリを同じように使ったり、野菜の煮込みやシチューなどにも使うことが出来ます。

自宅栽培のパセリで楽しみながら体臭予防

パセリは、スーパーや食料品店でブーケのように束になって販売されています。

新鮮な葉は大きく広がっていますが、なかなか一度に使い切ることが出来ません。

その場合は、茎の部分を水が入ったガラスコップに挿してカウンターの角などに置けばアクセントとして楽しみながら、しばらく使うことが出来ます。

みじん切りにして冷凍したり、乾燥したパセリの粉末をオリーブオイルに加えて、お料理にそのまま使用することも出来ます。

パセリは、自宅での栽培も簡単でキッチンの片隅やベランダガーデンでも育てやすく大きくなった葉からちぎって使えます。

自宅栽培すれば、必要な時に使う分だけその場で取って食べることが出来ます。

食事の脇役『パセリ』は、育てる楽しみ、料理する楽しみ、そして健康と美容によくて体臭予防できるので、万能選手と言えますね。

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