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多汗症の原因と対策は?手術による治療の方法は?

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多汗症とは単に汗っかきの方を指して利用されることが多いですが、多汗症とただの汗っかきは違うものです。

多汗症を正しく理解し、ケアしていきましょう。

多汗症は体質の場合と病気が潜んでいる場合がある

多汗症はただ汗が多い汗っかきとは異なります。

運動した後や暑い日、または辛いものを食べた時などに人より多く汗をかいてしまうのでしょう。

汗をかくべき時に汗を多くかいてしまうこの症状は多汗症ではありません。

これは汗っかきです。

汗腺の数が多く活発に機能している状態ですので、体質的なものです。

汗をかきやすい状態は体にとって悪いものではなく、むしろ良いことの方が多いです。

多汗症とは、特に運動をしたわけでもなければ暑い日でもなく、また辛いものを食べたわけでもなく、何も原因がないのに常に汗をかいてしまう状態のことです。

全身性のものと局所性のものに分けられています。

多汗症は局所性のものの方が多いと言われています。

多汗症は子供の頃から起こっていることが多く、大人になりある日突然汗をかくようになった場合には病気が潜んでいる可能性があります。

ホルモン系の異常があることがありますので、医師に相談しましょう。


多汗症の場合の治療法

多汗症は軽度から重度のものに分けられます。

軽度の場合は常に汗で湿った状態になるもの、中度では汗の粒が出来ることがあるもの、そして重度では大粒の汗が出来るというものです。

中度以降で生活に支障が出てくると言われています。

例えば手のひらの多汗症であれば、携帯電話の故障が起こることもあります。

そのため多汗症の場合は、生活に支障が出る場合に治療を行うことが多いです。

多汗症の治療は1つではありません。

多汗症の治療の代表的なものは塩化アルミニウムの外用薬の利用です。

塩化アルミニウムは汗腺を塞ぎ汗の分泌量を低下させる効果があるのです。

塩化アルミニウムから多汗症の治療を始めたと言う方が多いでしょう。

またボツリヌス注射によって汗腺を麻痺させ汗の分泌量を低下させる方法や、手足の多汗症の場合は微力な電気を流すことで汗を軽減させるという治療もあります。


多汗症の手術

多汗症対策には手術を行うという方法もあります。

汗腺を除去したり、汗を出す指令を出す交感神経を遮断してしまうという方法です。

これにより汗をかくことはなくなります。

ただしこの方法では、代償性発汗の可能性がありますので注意が必要です。

脇の下の汗腺を除去、また交感神経を遮断することで汗をかかなくなったものの、脇の下から分泌されていたはずの汗が別の部位から分泌されるようになるというものです。

代償性発汗が起こるかどうか、どの部位から起こるのかは手術した後でなければわかりません。

多汗症や汗っかきは自分自身でケアをするだけではなく、医師による治療を受けられることを覚えて置くと良いでしょう。

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