布団や枕についた体臭・加齢臭を消臭するには?
健康的な生活には『質の良い睡眠』が必要だと良く言われます。
1日の約3分の1を睡眠に使っているとすれば、人生の3分の1が睡眠の時間になります。
このように数字にしてみると、睡眠の時間がいかに大切かわかりますね。
さて、質の良い睡眠の為には快適な寝具が欠かせませんが、毎日使っている布団や枕は快適でしょうか?
枕から臭ってくる『加齢臭』や、布団にもぐり込んだら汗臭いような湿気ぽいような寝具独特のニオイがしてきませんか?
これらのニオイ、眠っている時に身体から移ってしまった体臭から発生しているのです。
布団や枕はなぜ臭うの?
寝る前にお風呂に入って、身体も温まったしゆっくり体を伸ばして眠りにつきますが、髪を洗ってしっかり乾かしたつもりでも湿り気が残っています。
頭部も暖かくなっていて髪の毛に湿り気があるので、枕は頭部や耳の後ろに多くある汗腺や皮脂腺から出る汗や皮脂によって、雑菌を繁殖させニオイを発します。
頭部は枕に圧着しているので、頭皮の汚れやフケからのニオイの原因菌を増殖させます。
人は眠っている時に、約200CCの汗をかくと言われています。
布団やシーツ、毛布や枕などがその汗を吸ってくれますが、繊維の中で汗の成分を雑菌がエサにして増殖することで、ニオイと変色を起こすのです。
無意識に出る汗や皮脂で寝具は雑菌の温床となっています。
洗濯したてのシーツや干したばかりの布団に入ると、安心して心地よく眠ることが出来ますが、何日も同じシーツや布団で眠っても、変わりなく眠れる人もいるかもしれませんが、決して『質の良い睡眠』とは言えません。
洗濯・太陽・消臭剤!
汗や皮脂を吸った枕は、はっきり言って臭いです。
髪を綺麗に洗ったのに、臭い枕で眠ると髪まで臭くなってしまいそうです。
きれいさっぱりとお風呂に入ったのに、顔の周りの布団が何だか臭いと感じながら眠ると、起きた時には体臭になっていそうでスッキリしません。
体臭の浸み込んだ寝具は、徹底消臭しましょう。
天気の良い日に洗えるものは洗濯します。
洗濯機に洗剤と一緒に色柄にも安心な漂白・除菌・消臭剤を入れて洗いましょう。
洗剤だけで洗濯するよりも消臭効果がアップして綺麗になります。
洗えない布団は、風通しがよく日当たりの良いところに干しましょう。
長時間干さなくても30分~1時間程で裏表両面を陽に当てることで、殺菌効果と消臭効果、ダニなどの駆除にも効果があります。
ベッドパッドなどの干せないものや室内のニオイには、スプレー式の消臭剤を利用すると、爽やかな香りと除菌効果でニオイを消してくれます。
洗濯、天日干し、消臭剤、全部まとめて出来ない時には、こまめな洗濯や消臭・除菌剤を使うことで嫌な布団のニオイを軽減してくれます。
天気の悪い日が続いた時には、布団を敷いたままにせず布団干しなどにかけて空気を通すようにしてから、除湿器やエアコンを利用することで布団の湿気を取り除くことが出来ます。
もちろん布団乾燥機も有効です。
消臭・除菌剤とアロマ消臭
直接肌が触れる寝具にスプレーの消臭・除菌剤は使いたくない人もいるでしょう。
自然素材の消臭剤やアロマで寝具のニオイを消すだけでなく、安眠に誘ってくれるアロマ剤があります。
自然の草花の香りや樹木の香りで、静かな眠りにつくことが出来ます。
布団や枕の除菌消臭と一緒に、より良い眠りにつく為にアロマを取り入れてみるのも、体臭を気にせず眠れる方法になるでしょう。
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