脱毛すると体臭はどうなるか？

ワキガに悩む人や毛深くて汗臭さに悩む人の中には、体毛にも悩む人が少なくないでしょう。

そもそも腋毛や体毛にまとわりつく汗が、体臭のもとになっているのです。

女性は、腋毛やムダ毛の手入れをしますが、男性に脱毛するという考えは浮かばないかもしれません。

脱毛すると、汗や体臭にどんな変化があるのでしょう。

体毛と汗腺の関係

汗腺は全身に存在し、体毛の近くにも多くあるために、ムダ毛を抜いて処理すると近くの汗腺を傷つけ発汗作用が活発になると思われています。

実際に、腋毛を自己流で抜いたり剃ったりすると毛根を傷つけ、すぐ近くにある汗腺を刺激するといわれます。

ワキガの原因になるアポクリン腺から出る汗の量が増えて、臭いが強くなる場合もあるのです。

しかし、腋毛や体毛があることで汗が毛に付着して常在菌の繁殖が活発になり、独特なニオイに代わるのですから、腋毛がなければ菌の繁殖を防ぐことが出来るのです。

体毛は無いほうが体臭の発生を抑えることが出来るのか、それとも汗の出方を刺激するので、抜いたりしないほうが良いのか、本当のところはどうなのでしょうか？

脱毛すれば清潔になる？

体毛の多い人は体臭が強くて、不潔に見えてしまうことはありませんか？

必ずしも毛深いから汗臭い訳ではありませんが、毛深い人の体温は比較的高く汗をかきやすくなります。

実際に毛深い人は、体温調節のために出す汗によって体毛に汗が残りやすく、雑菌が繁殖すると臭いに代わり、体臭が強くなってしまいます。

皮脂や汚れが体毛に絡むことでも、ニオイの原因になります。

脱毛すると直接肌に汗が流れて気持ち悪いとか、汗の量が増えたと感じますが、脱毛してもしなくても汗の量は変わりません。

皮膚と衣服の間に体毛があったために汗を直接感じていなかっただけで、実際には脱毛して直接衣服に吸収されたり、肌の表面を流れることで汗の量が増えたと感じているだけなのです。

雑菌が増殖する原因を無くせば臭いの発生を抑えることが出来るので、脱毛することで体臭を弱くすることが出来るのです。

加齢臭が気になる前に全身脱毛する？

ワキガ体質の人は、アポクリン腺からの汗が原因になるのでアポクリン腺を切除することがニオイを無くす最終手段になります。

普通の汗腺からの汗や皮脂腺の臭いは、40代前後から加齢臭に変化してきます。

体臭が強くなってくるので、脱毛することで体臭を抑えて気にならなくすることも可能です。

現在では、脱毛専門のサロンもあり男女かかわらず脱毛を希望する人は増えています。

全身脱毛すれば、汗の臭いや体臭はかなり抑えられます。

汗をかいても雑菌の繁殖につながる毛がないので、汗を拭きとることで不快なベタベタもなくなります。

もしも、体臭に悩んでいるのならば、全身脱毛や腋などのニオイが気になる部分だけでも専門サロンで脱毛すると、体臭や汗の臭い、加齢臭の悩みは解消されることでしょう。

脱毛すると体臭は抑えられる

体毛はあって当たり前であり、体臭もあって当たり前のことです。

しかし、不衛生や無頓着から周りの人や自分でさえ臭いと感じるようでは、人間関係も社会生活も上手くいきません。

女性の腋毛に代表されるように、ムダ毛の処理をきちんとしていれば、自分も気持ちよくニオイに悩まなくなり、周りの人にも不快感を与えることが無くなります。

脱毛することで体臭は抑えることが出来るので、自分の体毛と体臭を一度見直してみるといいでしょう。

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