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甘い体臭の原因と対策は?

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体臭が甘い臭いの場合は悪い臭いではないため放置してしまいがちです。

しかし、健康で元気な方の体臭が甘い臭いになることはまずありえません。

甘い臭いは要注意

健康な方でも体臭がない方はいません。

体臭は多かれ少なかれ誰にでもあるものです。

体臭の原因は皮脂ですので、やせ形で皮脂の少ない方の方が体臭は少ないと言えるでしょう。

体臭は人の好みによっても感じ方が異なるものですが、基本的には皮脂が酸化する臭いですので、酸っぱい臭いがします。

甘い臭いは考えられません。

そのため体臭が甘い臭いの場合は注意が必要です。

甘い臭いの体臭の場合は、体臭に気が付きにくかったり、気が付いた場合でもケアしなかったりしますが、甘い体臭こそ原因を理解しケアする必要があるのです。

体臭が甘い臭いの場合は疲労が蓄積している

体臭が甘い臭いの場合でまず考えられるのは疲労の蓄積です。

疲労の蓄積によってアンモニアが体内から排出される機能が弱ってしまうと、汗にアンモニアが多く含まれるようになります。

アンモニアは刺激的な臭いだと思っている方が多いですが、これが皮脂と交じり合うことで、ムッとした臭いになるのです。

トイレのアンモニア臭とは違い、ムッとして重苦しく鼻に残る臭いだと言われます。

ツンとした刺激ではないので、アンモニアが原因と言われてもピンとこない方もいます。

この場合には超が弱っていることが多いですので、腸を休めてあげましょう。

また無理なダイエットなどで体の栄養状態が良くないとケトン体が発生します。

これによって甘い臭いがすることも少なくありません。

ケトン体は、栄養となる糖質が体の中に十分に無くなってしまった際に蓄えていた脂肪を燃焼させてエネルギーにすること出来るものです。

ケトン体が増えると甘ったるい果物が熟しすぎたような臭いがします。この場合は栄養状態を整えることで改善します。

甘い臭いの体臭が続く場合は病気が潜んでいる

腸を休めたり栄養を十分に補給しても甘い体臭が改善しない場合には病気が潜んでいる可能性があります。

それが糖尿病です。

糖尿病になると、糖質を体が上手くエネルギーに変換することが出来なくなります。

そのため食べても体にとっては栄養不足状態です。

そこで蓄えて置いた脂質を分解し利用するのですが、この際にケトン体が作られ、体臭の原因になるのです。

糖尿病の場合は甘ったるい汗の臭いがキツいと言われますが、やはり初期には体臭が少し気になる程度のものです。

甘ったるい体臭の臭いが続いたり、体臭以外にも気になる部分があれば医師に相談するべきです。

このようにたかが体臭一つですが、体の中では様々な出来事が起こっているものなのです。

甘い体臭に気がついたら生活を整え、健康状態をチェックしてみてください。


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