柿渋歯磨き粉は口臭予防に大きな効果

口臭が発生する原因は、歯周病や歯槽膿漏など口内の問題の他に、消化機能の低下による不調、ニオイを発する食品を食べたことによって起こります。

これらの口臭を一時的にでも、緩和する方法として歯磨きがあります。

普通のミントやメントールを含む歯磨き粉でも、しばらくは口内を綺麗にして爽やかな臭いに変えてくれますが、口臭予防に特化した歯磨き粉も販売されています。

ニオイを吸着して改善する真っ黒の炭入り歯磨き粉や、緑茶成分入り歯磨き粉、そして最近話題になっているのが『柿渋歯磨き粉』です。

柿渋とは？

秋の果物である柿を完熟する前に食べると、甘みと一緒に渋みを感じます。

この渋み成分が『柿渋』です。

渋み成分は、渋柿だけでなく普通の柿にもあります。

柿を切ると実に茶色の点々があることに気付きますが、この茶色の点々が渋み成分なのです。

昔から柿の渋みは、甘い柿を虫から守るとされ、防虫、防腐、消臭に効果があると言われています。

柿の渋み成分は、緑茶にも含まれる成分と同じ『タンニン』ですが、緑茶よりも何十倍もの消臭効果があると言われています。

緑茶のタンニンやカテキンも消臭、殺菌効果があることから緑茶うがいや緑茶入り歯磨き粉もあります。

しかし、その緑茶よりも高い効果があるということで、現在柿『渋歯磨き粉』が注目されているのです。

柿渋歯磨き粉の即効性で口臭を予防しよう！

柿の果汁を発酵して渋み成分タンニンを取りだし効果的に配合して作られた歯磨き粉が、『柿渋歯磨き粉』です。

他にも『なたまめ』『緑茶』『竹炭』など消臭、炎症抑制、殺菌効果などが得られる成分を組み合わせて、効果をアップさせている歯磨き粉も多く販売されています。

通常の歯磨きよりも高価になりますが、「柿渋歯磨き粉」は、歯磨きしたその時から口臭予防に即効性があるとして人気になっています。

歯磨き粉であれば気軽に使えるので、歯周病などの口内に問題を抱える人から、口臭がきつい食べ物を食べてしまった時のエチケットとしても、有効な口臭予防になります。

歯医者さんもおすすめする『柿渋歯磨き液』

歯周病や歯肉炎、歯槽膿漏、虫歯、口内炎など毎日歯磨きしていても臭いが発生してしまう症状を抱えていると、歯医者に行って治療するしか無くなります。

歯医者は歯や口内を健康にするための医者ですが、口臭の問題にも取り組んでいます。

口臭の悩みや問題を聞きながら原因を探って、改善治療をしていきます。

一部の歯医者さんが、口臭予防に効果的だと患者さんにおすすめするのが『柿渋歯磨き液』です。

これは、歯磨き粉と異なって液状になっています。

普通に歯磨きをした後に、柔らかい毛の歯ブラシに数滴『柿渋歯磨き液』を垂らして、あとは歯や歯茎を優しくマッサージするように磨きます。

歯と歯の間やプラークなどは、フロスなどを使って柿渋を行き渡らせます。

これによって、口臭予防と殺菌効果、歯茎の引き締め効果が得られるのです。

口臭が気になっていてもなかなか改善しない人は、柿渋歯磨き粉を使ってみてはいかがでしょう。

こちらの記事もおすすめです。